住みながらの「リノベーション」って可能?知っていて欲しい注意点

「リノベーションの工事期間って、そのまま住めるの?」と、質問する方が多くいらっしゃいます。
工事範囲や内容によりますが、リノベーションは長いものだと数ヶ月かかることも少なくありません。
もしリノベーションを検討しているなら、「仮住まい」を準備する必要が出てくるでしょう。

ところが、仮住まいは引越し費用や家賃など、リノベーション費用以外にもお金がかかるものです。
同じ地域に予算内の仮住まい物件が見つかればいいのですが、物件が見つからない時には校区外に住まなければいけなくなり、お子様の送り迎えで時間がかかることもあります。

少しでも金銭的・時間的負担を減らすためにも、住みながら施工して欲しいと思うものです。
今回は、仮住まいなしでリノベーションできる場合と、その際の注意点について解説していきます。

そもそも、仮住まいなしのリノベーションって可能?

リノベーションやフルリフォームは工事の内容にもよりますが、基本的にお住まいのままの工事は難しいのが実状です。
キッチン、浴室、トイレなどの水廻りのリノベーション、部屋の間取りを変更する、スケルトンリノベーションの場合は、生活スペースを確保できないため、住みながらの工事は難しくなります。

しかしながら、生活スペースを確保しながら住めるのであれば、仮住まいなしでのリノベーションは可能です。
例えば、水廻り設備のみの交換や部屋の床やクロスの張り替え、簡単な間取りの変更等であれば、住みながらでも工事できるケースがあります。
ただ、この規模の工事はリフォーム工事になり、期待する大幅な変化を求めることは難しくなるかもしれません。

事情があり、どうしても住みながらリノベーションしたい方は、短期間だけであれば工事中も住めるケースがあるため、計画の時点で業者の方に相談した方が良いでしょう。

住みながらリノベーションのメリット・デメリット

住みながらのリノベーションは、仮住まいを探したり引っ越ししたりする手間を省き、理想の住まいにどんどん変化していく様子を間近でみることができます。
また、住み慣れた環境で過ごすことができるため、精神的負担も軽減することができるでしょう。

住みながらリノベーションは、引っ越し費用や仮住まいの金銭的な負担を軽減できます。
ところが、住みながらリノベーションする事で、負担しなければいけない費用も発生します。

リノベーションで施工する工事は、分野ごとに専門の職人が施工します。
部屋ごとに職人が作業していくわけではなく、専門分野の職人が工程表に沿って一気に作業を終わらせていきます。

もし施主の方がお住まいになっていると、生活スペースを確保しながら作業しなければいけません。
そのため、養生や仮設工事などの職人が作業する手間と工事期間が増えてしまいます。
住みながらリノベーションは、その分の費用が加算されるため、見積もり金額が通常より割高になってしまいます。

知っておきたい!住みながらリノベーションでの注意点

リノベーション工事のほとんどのケースで仮住まいが必須ですが、住みながらリノベーションやリフォームをする方のために、注意点をお伝えします。

騒音がする

工事を行う際は、解体したり、ドリルや電動ノコの機械音が絶えずしています。
また、音だけでなく振動も伴うことが多いので、家でゆっくりくつろぐことができません。
職人同士の打ち合わせも、工事の音で消されないように大きな声で話すことが多いようです。

掃除してもホコリが減らない

リノベーションでは天井や壁を剥がすため、ホコリが大量に発生してしまいます。
建築資材などの道具を運ぶ際や作業中などに、職人さんも少なからずホコリをかぶってしまいます。
そのため、リノベーション中は何度掃除をしても、すぐにホコリだらけになってしまいます。

防犯上、外出しにくい

工事期間中、玄関が空きっぱなしになっていることが多いので、防犯を気にする方が多くいます。
また、職人さんを残して自宅を留守にすることを、不安に思うでしょう。

工事期間中は、買い物やお迎えなどの少しの時間、外出することも難しくなってしまいます。
長期に留守にする場合には、貴重品をしっかり管理した上で、キーボックスなどを用意した方が良いでしょう。

ペットを預けないといけない

リノベーション工事では、大きな音や人の出入りが多く発生するので、ペットが怖がってストレスになるケースも多いようです。
作業を行う日中は、ペットホテルや一時預かりサービスを利用してください。

水廻り設備が使えない

キッチンや浴室、トイレなどのリノベーションは、しばらくの間、水廻りの設備が使えなくなることがあります。
住みながらのリノベーションでは、数日から数週間、銭湯や仮設トイレを使用することになります。
また、空気中に多くのホコリが舞っているため、洗濯物を気軽に干すことも難しくなります。
コインランドリーや洗濯代行サービスを活用する方も多くいるようです。

プライバシーを確保できない

工事期間中は、出入りする職人さんが多くなります。
朝ゆっくり寝ている時やご飯を作ったり食べる時なども、常に誰かに見られているような感じになって、プライバシーが確保できません。

そのため、人の出入りがストレスになってしまうことがあります。
ストレスが溜まってしまう前に、期間を決めてホテルやマンスリーマンションを利用することも検討してください。

家に住みながらストレスなくリノベーションを進めるコツ

住みながらのリノベーションは、「気疲れしてしまう」「ストレスがたまる」と不安に思う方もいらっしゃると思います。
しかし、計画を立ててしっかり準備しておけば、ストレスがたまるどころか、生活を楽しむことができるかもしれません。

全体スケジュールを把握しておく

リノベーションの内容や規模によって、工期が異なります。
リノベーション期間中の計画を立てるためにも、施工会社の担当から工程表を受け取って、各工事のスケジュールや期間を把握しておきましょう。

水や電気が使えなくなるタイミングなど、スケジュールが分かることで、必要なものを事前に準備することができます。
また、生活に直結するため、工事をする部屋の順番を確認しておくことが重要です。

近隣に挨拶する

リノベーション工事には、多くの車や業者が出入りし、機械音などの騒音もします。
これは住みながらでもそうでなくても共通することですが、工事のスケジュールが分かったら、事前に近隣の方へ挨拶しておきましょう。
優良な施工業者であれば、一緒に回って説明してくれます。
もし挨拶をせず工事が始まると、近隣トラブルになることもあるので注意してください。

家族と考え方の共有

住みながらのリノベーションには、かなりのストレスを感じる可能性があります。
小さなお子様や受験生の家族がいる方は、あらかじめ家族で考え方を共有しておきましょう。
また、荷物の移動にも家族の手伝いが必要となることがあります。
家族とよく相談して不満が出るようでしたら、仮住まいを検討した方がいいかもしれません。

水廻りや駐車場の使えない時期を確認

キッチンやトイレ、浴室などの水廻りを工事する際は、どの程度使えるのか細かく確認してください。
トイレの工事期間中は、仮設トイレを用意してもらえることがあります。
ただ、業者によって対応が異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、外壁の塗り替えや塗装工事では、仮設足場の設置のため、庭や駐車場の利用が制限される場合もあるので、期間を把握して、外部に借りることも検討しておきましょう。

荷物の移動をしておく

当然ながら、リノベーションを行う際、工事している部屋は使用できません。
各部屋の工事が終わるたびに、荷物を移動するのは大変です。
大型家具や家電製品は、できるだけトランクルームや貸倉庫に預けると良いでしょう。

いらないものを処分する

住みながらのリノベーションには、荷物の移動がつきものです。
事前に不用品を処分しておけば、移動や保管の手間が省けます。
荷物が少ないと、工事期間中の居住スペースも広く取れ、リノベーション後もスッキリした部屋で生活することができます。

工事の時期(季節)を検討する

住みながらリノベーションは、エアコンや空調、ストーブを使用できない時期があります。
職人たちの出入りも多いので、光熱費のかかる夏や冬の時期は避けた方が良いでしょう。
また、受験や家族のイベント時期なども、工事が被らないようにする必要があります。

普段と違った生活を楽しむ

どうせなら、いつもと違った環境を楽しんでみると良いでしょう。
掃除や荷物の移動の煩わしさはありますが、職人さんたちの仕事を見たり、気になる点や要望を直接伝えることができるといったメリットもあります。
また、銭湯や外食など、普段ではなかなかできない生活や体験も楽しんでみてはいかがでしょうか。

住みながらのリノベーションで後悔しないために・・

住みながらのリノベーションで後悔しないために、施工会社と綿密な打ち合わせを行い、工事期間中の生活をイメージしておくことです。
同時に、しっかり計画と準備を行い、家族間で考え方を共有すると良いでしょう。

実際、最初は家族が協力的でも、時間が経つにつれストレスと疲労が溜まり「仮住まいにするべきだった」と、後悔する方も少なくありません。
そのような事態になる前に、担当者へ不安や要望を伝えましょう。
経験豊富な施工業者であれば、アドバイスや過去の事例を伝えてくれるはずです。

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